DAZNの世界契約者数、5月に400万件到達か。

なかなか実数が発表されないので、果たしてうまくいってるんだかいってないんだかよく分からないDAZNの経営状況なのですが、5月に行われた講演でDAZNの北米担当者が「全世界あわせて400万くらい」という具体的な数字を口にしていたとのこと。

国別の割合は不明ですが、2018年のデータでは日本の売上額がおよそ半分を占めておりました。
日本の価格設定は他国より若干高めであることと、今年に入ってアメリカが伸び、ブラジルでもサービスが始まったことを考慮すると、400万人の半分である200万人よりさらに低い水準になるでしょう。
また、5/4(現地時間)に開催されたボクシングのカネロvsジェイコブズ戦は120万人が視聴したとのことで、全体の約3割が見たという計算になる。その多くがアメリカ市場だと考えられるので、アメリカでの視聴数は結構なものになったと考えられます。

とは言っても、同じカネロの試合だと対ゴロフキン戦のPPVは130万人、対メイウェザー戦は220万人が購入したというデータもあるし、PPVからサブスクリプションへのモデルチェンジをめざすDAZNにとっては全然満足できる数字ではなく。

アメリカでは格闘技に注力するDAZN。市場規模は推定1,000万人と見ているそうだが、逆に言えばこの市場を取りきらなければ苦しくなる。大型契約のニュースが連発する中、短期決戦で勝たねばならない。最大の敵はESPN。その親会社はディズニー。まさに巨大帝国。

単年度黒字を達成するために必要な売上はというと、今後どんなマーケットに参入していくかにもよりますが、2,000億円でもまだ足りない、といった感じでしょうか。
月平均の客単価を1,000円として見積もると、必要な会員数はざっと1,700万人。うーむ、まだまだ道のりは険しいですぞ。
ついでなのでNetflixの数字を出しておくと、会員数は1.5億人、年間売上はおよそ2兆円。いちおう黒字化してるけど、コンテンツと新規会員獲得に莫大な投資を続けている状態は変わらず。血で血を洗う競争は続きます。

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